東日本大震災を体験された佐藤彰氏をお迎えしての講演会にはたくさんの方々がご参加下さいました。
講演の中で「あたりまえが愛おしい」という言葉が映像に映し出されました。
知らず知らずいつもあたりまえのように側にいると感じている家族、友人、知人、近隣や職場の方々。
あたりまえのように目にしている日常の景色。何一つとしてあたりまえではないことを思いました。
また、「明日」という日を保証されている人は誰一人としていないことを思いました。
生きている「今日」「この瞬間」がどれほどかけがえないか。
自分にとって大切な人は誰だろう?その人にありがとうと伝えているだろうか?
もし、今この瞬間にその人に会うのが最後でも大丈夫だろうか?…深く考えさせられる時となりました。
第二部のプログラムでは生きた鶏の命を頂く体験をしました。
私達の命は犠牲になった命によって生かされています。
「いただきます。」という言葉の中に「命をつないでくれてありがとう。」という心を大切にしたいと思いました。